こそだてのしおり妊活から、育ちのそばに。急な症状・事故

時期別ガイド

育ちと学び

1歳から園生活、入学、小学生の自立へ。生活・健康・発達・安全をまとめ、入園や入学で変わることに時期の印を付けています。

01 / 暮らし・育児

1〜6歳

食事・偏食・歯のケア

1日3回の食事を軸に、必要な間食は食事を補う時間として決めます。ジュースや菓子を一日中少しずつとると、食欲や歯に影響するため、飲み物は水・お茶を基本にします。食べる量には波があり、1食の完食より数日単位の食事と成長を見ます。

苦手な物は少量を繰り返し食卓に出し、形や調理法を変えます。無理に押し込む、食べないことを罰する方法は避けます。体重が増えない、食べられる食品が極端に少ない、むせや嘔吐が続く場合は小児科・栄養相談へ。

丸い食品は切り方を工夫し、硬い豆・ナッツ、もちなど詰まりやすい物は避けます。走る・遊ぶ・泣く最中に食べさせず、座って大人が見守ります。歯が生えたら歯磨きを習慣にし、保護者が仕上げ磨きします。フッ化物配合歯磨剤は年齢に合う量を使い、歯ブラシをくわえて歩かせません。

根拠:こども家庭庁・乳幼児の栄養窒息予防協会けんぽ・歯磨剤とむし歯予防。確認:2026年9月7日。

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02 / 暮らし・育児

1〜6歳

睡眠・排泄は生活の流れから

朝の起床と食事、外遊び、寝る前の静かな時間をそろえます。夜の画面や大人の生活に引っ張られて就寝が遅くならないようにします。強いいびき、呼吸が止まるような様子、日中の強い眠気があれば医療機関へ相談します。

トイレは本人が排泄を知らせる、座れる、間隔が空くなどの準備を見ながら始めます。失敗を叱ったり長時間座らせたりしません。硬い便で痛い、便を我慢する、血が付く状態は便秘の悪循環につながるため、食事・水分と生活を整え、小児科に相談します。

根拠:文部科学省・生活習慣こども家庭庁・乳幼児健診。確認:2026年9月7日。

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03 / 状況に合わせた支援

1〜6歳

ことば・イヤイヤ・発達が気になるとき

言葉で伝えきれない気持ちが、泣く・怒る・拒否する行動になることがあります。大人が短い言葉で気持ちを代わりに伝え、選べる範囲を2つ程度示し、危険な行動は身体を守りながら止めます。落ち着いてから説明し、叩く・脅す・辱めるしつけを使いません。

絵本、指差し、会話、まね遊びは、大人とやり取りする機会です。言葉の数だけでなく、呼びかけへの反応、視線、指差し、遊び方、本人と家族の困り事を見ます。健診で経過観察となっても、困り事への支援は診断確定まで待たず相談できます。できていたことができなくなる場合は早めに受診します。

春日部市では1歳6か月健診があり、その後3歳5か月健診へ続きます。健診時以外も、こども相談課(048-736-1112)に発達・ことば・栄養等の相談を申し込めます。園での様子も聞き、家庭と園で共通する困難を具体的に伝えます。

根拠:春日部市・健診と専門職への相談こども家庭庁・子育ての相談。確認:2026年9月7日。

学びに強い苦手さがあるとき

読み書き、計算、指示を覚える、物を管理する等に強い困難があるときは、苦手な場面とできる場面を整理します。「怠けている」と決めず、学校と支援方法を相談します。口頭と書面を併用する、課題を小さく区切る、座席や道具を調整するなど、本人に合う方法を探します。

診断があっても支援は一律ではなく、通級・特別支援学級等の選択と、通常学級での配慮は具体的な必要性から考えます。本人の意見を聞き、家庭・学校・医療等で共有します。保護者だけが課題をすべて代行して疲弊しないよう、相談担当を決めます。

根拠:文部科学省・通級による指導の考え方学校での合理的配慮。確認:2026年9月7日。

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04 / 健康・受診

1歳〜小学生

1歳以降の予防接種と園での感染症

1歳になったらMR第1期、水痘、肺炎球菌や5種混合等の追加接種を接種歴に合わせて進めます。MR第1期は1歳から2歳未満、水痘は1歳から3歳未満が定期接種の対象です。日本脳炎は通常3歳頃からですが、接種開始時期は地域・状況で相談します。

園で発熱等の呼び出しが増えるため、迎えに行く人、かかりつけ医、病児保育を準備します。登園は熱が下がったかだけでなく、食べる・飲む・集団生活を送れる体調かと、感染症ごとの登園条件で判断します。処方薬を友人やきょうだいと分けず、薬は量と時刻を記録します。

根拠:日本小児科学会・接種スケジュール厚生労働省・MRワクチン。確認:2026年9月7日。

小学校入学前の1年間にMR第2期、学齢期には日本脳炎第2期(9歳以上13歳未満)、二種混合第2期(11歳以上13歳未満)を確認します。女子の小学6年〜高校1年相当はHPV定期接種の対象です。各ワクチンの必要回数は接種歴と製剤で異なります。手帳を持参し、次回日と期限を小児科で組み立てます。

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05 / 保育・学校

5〜6歳・入学前

入学までの手続きと、学校へ伝えること

住所地の就学案内を受け取り、就学時健康診断、入学通知、説明会の順に準備します。転居予定がある場合は、現在と転入先の教育委員会へ連絡し、指定校や書類の受け渡しを確認します。学区は住所で決まるため、近い学校が必ず指定校とは限りません。

学校には、アレルギー、薬、持病、聞こえ・見え方、発達上の配慮、緊急連絡先を伝えます。給食の除去や緊急薬は医師の書類・校内手順が必要になるので、入学日まで待たず相談します。登下校は実際の時間帯に親子で歩き、横断・危険箇所・助けを求める場所を練習します。

学用品は説明会の指定を確認してから購入すると、買い直しを減らせます。名前付け、持ち物整理、困ったときに先生へ伝える言い方を練習し、子どもの不安も聞きます。

根拠:春日部市・子育てガイドブックの入学案内文部科学省・学校での合理的配慮。確認:2026年9月7日。個別の行事日は当該年度の就学通知が基準です。

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06 / 安全・事故予防

1歳〜小学生

登る・開ける・飛び出すことを想定する

窓やベランダの近くの家具は足場になります。補助錠を子どもの手が届かない位置に設け、ベランダに一人で出さないようにします。浴室へ一人で入れない対策、薬・洗剤・電池の施錠収納、家具固定を見直します。

道路や駐車場では大人が手をつなぎ、車の死角に入ることを想定します。ベビーカーから降ろす時も、先に荷物を片付ける間に歩き出さないようにします。車内に残す、入浴中にきょうだいだけへ任せることはしません。暑い日の外遊びは時間と休憩・水分を調整します。

根拠:こども家庭庁・事故防止ハンドブック。確認:2026年9月7日。

行動範囲が広がったら

通学路は、道路工事や季節による見え方の変化も親子で確認します。自転車はサイズ・ブレーキとヘルメットを整え、道路の横断や交差点での行動を練習します。「慣れた道だから大丈夫」とせず、飛び出しや車の死角を具体的に教えます。

留守番は年齢だけで決めず、電話、鍵、来客、火気、体調不良、災害時に何ができるかを確認します。帰宅連絡、開けてよい相手、迎えが遅れる場合の連絡先を決めます。水辺は子ども同士だけで行かせず、場所と活動に合う救命胴衣等を使います。暑い時期は無理な運動を避け、水分と休憩をとります。

根拠:こども家庭庁・事故防止。確認:2026年9月7日。

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07 / 安全・事故予防

幼児期〜小学生

ネット・ゲーム・身体と同意

端末を渡す前に、利用時間、課金、公開してよい情報、知らない人との連絡、困った時の相談を決めます。フィルタリングと購入認証を設定し、子どもが困った内容を見せてもまず罰しない約束をします。禁止だけだと被害を隠す原因になり得ます。

氏名・学校・顔写真・位置情報、制服や背景から生活範囲が分かる投稿に注意します。知らない人に写真を送らない、会いに行かない、嫌な要求は応じず大人へ相談することを確認します。被害が起きたら記録を保全し、相手との交渉を子どもだけに任せません。

思春期の身体の変化、月経・射精、身体のプライバシー、同意は性別を問わず少しずつ話します。相手の嫌がる行為はしない、以前よいと言っても今は断れる、自分の身体の悩みを相談できる大人がいることを伝えます。

根拠:こども家庭庁・子どもと保護者の相談。確認:2026年9月7日。

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08 / 状況に合わせた支援

園・小学校

いじめ・不登校・心の不調に気づいたら

持ち物がなくなる、登校前だけ具合が悪い、友人の話を避ける、眠れないなどの変化を見ます。理由を問い詰めず、本人の話を聞き、日時・起きたこと・学校への連絡を記録します。いじめは本人に我慢や反撃を求めず、学校へ安全確保と対応を依頼します。

登校できないときは、登校そのものだけを目標にせず、体調・安心・学ぶ機会を保ちます。担任だけで解決しない場合は、管理職、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、教育相談へつなぎます。教育支援センター等の学び方も相談できます。

24時間子供SOSダイヤルは0120-0-78310。子どもも保護者も学校・友人関係の悩みを相談できます。自傷や「死にたい」という言葉、行動上の切迫した危険がある場合は一人にせず、緊急の医療・警察につなぎます。

根拠:文部科学省・24時間子供SOSダイヤルこども家庭庁・相談窓口。確認:2026年9月7日。

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09 / 健康・受診

小学生

睡眠・食事・学校健診と持病の共有

朝の起床と食事を安定させ、遊び・運動・宿題・習い事を詰め込みすぎず睡眠を確保します。眠気、頭痛、腹痛、食欲、遅刻等が続く場合は、生活習慣だけの問題と決めず心身の不調や学校での負担も考えます。

学校健診の結果は診断の確定ではありませんが、受診勧告があれば医療機関へ。視力、聞こえ、歯、姿勢等の変化を放置しないでください。持病や食物アレルギーは、学校生活管理指導表等で学校と共有し、給食・体育・校外学習・薬の保管と緊急時の担当まで決めます。

根拠:文部科学省・生活習慣。確認:2026年9月7日。

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10 / 保育・学校

小学生

放課後・長期休み・中学校への移行

学童の継続利用は年度ごとに必要な手続きを行い、勤務や家庭状況の変更を届け出ます。学校の休みと保護者の休みは一致しないので、夏休みの昼食、居場所、送迎を早めに決めます。習い事を増やすときも、本人の希望と休む時間を残します。

小学6年生では、制服・教材・通学・部活動等の費用、学校説明会、学習環境の変化を整理します。持病・発達・不登校等の配慮は、新しい学校に自動で十分伝わると考えず、本人の希望を確認して引継ぎを相談します。

根拠:春日部市・放課後児童クラブ。確認:2026年9月7日。

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11 / 仕事・休業

1歳〜就学前・働く人

仕事を続けるための調整と家族の休息

3歳未満の子を養育する労働者には、原則として短時間勤務制度があり、対象外や代替措置の条件があります。雇用保険の育児時短就業給付は2歳未満の子等の条件を満たすと、時短中賃金の原則10%を支給し、元の賃金との関係で調整されます。勤務時間の制度と給付の対象年齢は同じではありません。

家族で送迎・病欠・夜間対応を具体的に分担し、片方が毎回調整する状態を見直します。強い疲れや怒りが続く場合は一時預かり等を利用し、子どもを傷つけそうなときは安全な場所に置いて距離をとり、家族や189へ助けを求めます。

根拠:厚生労働省・短時間勤務と給付こども家庭庁・相談先。確認:2026年9月7日。

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12 / 暮らし・育児

幼児期〜小学生

家族の困り事と防災

ひとり親、親の病気・失業、住まいの問題などで養育が難しくなったときは、学校と市の相談窓口へ早めに伝えます。就学援助だけでなく、生活・住居・就労の相談、ひとり親の給付や医療費助成等につながる場合があります。困っていることを一つの窓口で言葉にすることから始められます。

防災は家庭にいるとき、登下校、学校、放課後のそれぞれで、連絡と引渡しを決めます。学校へ迎えに行けない場合の代理人、避難先、薬と保険・連絡先の写しを準備します。地域の洪水等の危険は住所によって違うため、地図で自宅と学校の両方を確認し、避難経路を歩きます。

根拠:春日部市・防災と避難計画こども家庭庁・家庭の相談窓口。確認:2026年9月7日。

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13 / 安全・事故予防

1歳〜小学生・急な症状

急な病気・事故:まず何を見るか

反応がない、普段どおりに呼吸していない、唇が紫色で呼吸が苦しそうな場合は119です。 電話をスピーカーにして指令員の指示を受け、近くの人に応援を頼みます。受診先を探してから電話する必要はありません。

発熱では体温だけでなく、呼吸・顔色・反応・水分・尿を見ます。生後3か月未満で38℃以上の発熱は、元気に見えても速やかに医療機関へ連絡します。月齢が高くても、水分をとれない、ぐったりしている、尿が明らかに減る、血便があるなどのときは受診を急ぎます。

けいれんでは周囲の危険物をどけ、吐いたものが詰まらないよう顔を横に向け、始まった時刻を記録します。口に指や物を入れたり、押さえつけたりしません。5分以上続く、繰り返して意識が戻らない、呼吸・顔色が悪い場合は119です。

誤飲では、何を・どれだけ・いつ口にしたかを確認し、容器を残します。自己判断で吐かせたり水や牛乳を飲ませたりしません。ボタン電池や複数の磁石などは症状がなくても急いで医療機関へ連絡します。呼吸がおかしい場合は119を優先します。

食べ物等が詰まったとき、声が出て強く咳ができるなら咳を続けさせます。声が出ない・有効な咳ができない場合は119を呼び、指令員の指示で異物を取り除く対応を始めます。乳児では背部叩打法と胸部突き上げ法、幼児以降では背部叩打法と腹部突き上げ法が使われます。乳児に腹部突き上げ法は行いません。 口の中を見ずに指で探ったり、飲み物で流し込もうとしたりせず、反応がなくなったら心肺蘇生の指示を受けます。平時に講習で実際の姿勢と手の位置を練習しておくことも大切です。

1歳以上で、声や強い咳が出ないとき

  • 119に通報し、胸を支えて頭を低くし、手のひらの付け根で肩甲骨の間を続けてたたきます。
  • 取れなければ背後から抱えるようにし、へそのすぐ上・みぞおちより下に握りこぶしを当て、もう一方の手で握って手前上方へ突き上げます。反応がある間に行い、乳児には実施しません。
  • 反応がなくなったら、硬く平らな面へ寝かせて心肺蘇生へ切り替え、119の指示を受けます。

根拠:日本赤十字社・気道異物の具体的な対処。確認:2026年9月7日。

根拠:日本赤十字社・子どもの誤飲・誤嚥日本赤十字社・気道異物と避ける処置。確認:2026年9月7日。

埼玉県の子どもの救急電話相談は#8000/048-833-7911、大人・子どもの救急相談は#7119/048-824-4199。いずれも24時間365日で、通話料はかかります。受診の判断に迷うときに使い、明らかな緊急時は相談電話を挟まず119へ。受診時は発症時刻、経過、飲水・尿、薬、アレルギー、母子健康手帳と保険資格情報を持参します。

根拠:日本小児科学会・こどもの救急こども家庭庁・誤飲事故埼玉県・救急電話相談。確認:2026年9月7日。

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14 / 保育・学校

入園前〜6歳

園・学童・学校費の申し込みを見通す

保育所は保護者が就労・療養等で家庭保育できない場合の保育、幼稚園は幼児教育を主な目的とし、預かり保育の時間や認定条件が異なります。認定こども園は両方の機能があります。園選びでは年齢、送迎できる時間、土曜・長期休み、アレルギー対応、実費を確認します。

小学校への入学と学童申請は別です。放課後や夏休みに誰が見守るかを先に決めます。地域の手続きに申込手順と窓口、金銭的支援に無償化・就学援助・学童料金をまとめています。

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編集日:2026年9月7日。制度の適用時期・資料の確認日は各章に記載しています。

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