急な症状・事故
緊急時の連絡と行動
命の危険があるときは119。判断に迷うときは救急電話相談へ。
反応がない、普段どおりに呼吸していない、唇が紫色で呼吸が苦しそうな場合は119です。 電話をスピーカーにして指令員の指示を受け、近くの人に応援を頼みます。受診先を探してから電話する必要はありません。
発熱では体温だけでなく、呼吸・顔色・反応・水分・尿を見ます。生後3か月未満で38℃以上の発熱は、元気に見えても速やかに医療機関へ連絡します。月齢が高くても、水分をとれない、ぐったりしている、尿が明らかに減る、血便があるなどのときは受診を急ぎます。
けいれんでは周囲の危険物をどけ、吐いたものが詰まらないよう顔を横に向け、始まった時刻を記録します。口に指や物を入れたり、押さえつけたりしません。5分以上続く、繰り返して意識が戻らない、呼吸・顔色が悪い場合は119です。
誤飲では、何を・どれだけ・いつ口にしたかを確認し、容器を残します。自己判断で吐かせたり水や牛乳を飲ませたりしません。ボタン電池や複数の磁石などは症状がなくても急いで医療機関へ連絡します。呼吸がおかしい場合は119を優先します。
食べ物等が詰まったとき、声が出て強く咳ができるなら咳を続けさせます。声が出ない・有効な咳ができない場合は119を呼び、指令員の指示で異物を取り除く対応を始めます。乳児では背部叩打法と胸部突き上げ法、幼児以降では背部叩打法と腹部突き上げ法が使われます。乳児に腹部突き上げ法は行いません。 口の中を見ずに指で探ったり、飲み物で流し込もうとしたりせず、反応がなくなったら心肺蘇生の指示を受けます。平時に講習で実際の姿勢と手の位置を練習しておくことも大切です。
1歳未満で、声や強い咳が出ないとき
- 119をスピーカー通話にし、乳児のあごを支えて前腕にうつぶせで乗せ、頭を身体より低くします。反対の手のひらの付け根で、左右の肩甲骨の間を数回たたきます(背部叩打法)。
- 取れなければ、頭と首を支えたままあおむけ・頭を低くし、指2本で胸の中央の胸骨下半分を数回強く圧迫します(胸部突き上げ法)。反応がある間はこの2つを繰り返します。
- 反応がなくなったら、硬く平らな面へ寝かせ、胸骨圧迫を含む心肺蘇生へ切り替えます。119の指示に従い、異物探しで処置を中断し続けません。
根拠:日本赤十字社・気道異物の具体的な対処。確認:2026年9月7日。
根拠:日本赤十字社・子どもの誤飲・誤嚥、日本赤十字社・気道異物と避ける処置。確認:2026年9月7日。
埼玉県の子どもの救急電話相談は#8000/048-833-7911、大人・子どもの救急相談は#7119/048-824-4199。いずれも24時間365日で、通話料はかかります。受診の判断に迷うときに使い、明らかな緊急時は相談電話を挟まず119へ。受診時は発症時刻、経過、飲水・尿、薬、アレルギー、母子健康手帳と保険資格情報を持参します。
根拠:日本小児科学会・こどもの救急、こども家庭庁・誤飲事故、埼玉県・救急電話相談。確認:2026年9月7日。